施工上の禁止事項
2.2 施工上の禁止事項(1)傾斜のあるパラペットなどへの施工垂直の壁面に比べ、屋根に近い過酷な条件に曝され、塗膜の劣化、凍害、雨漏りが促進されるので、サイディングは使用しない。(2)常時水のかかる場所や、水蒸気の発生する場所への施工異常な水分や熱などの影響に
全国サイディング事業協同組合連合会
2.2 施工上の禁止事項(1)傾斜のあるパラペットなどへの施工垂直の壁面に比べ、屋根に近い過酷な条件に曝され、塗膜の劣化、凍害、雨漏りが促進されるので、サイディングは使用しない。(2)常時水のかかる場所や、水蒸気の発生する場所への施工異常な水分や熱などの影響に
2.5 施工手順及び取り扱い保管方法2.5.1 施工手順(1)一般事項 サイディングの施工に先立ち、その材料、施工方法、施工図、工程計画などを記載した施工要領書を作成し現場監督の承認を受ける。配管位置、後付部品等の設置位置については、事前打合せを行い対処する。
2.6 木造2.6.1 下地・サッシの確認およびサイディングの割り付け(1)下地の確認 構造躯体の「垂直・水平・通り」の確認を行う。 サイディングが垂れ下がらないように、下地が堅固に取り付けられていることを確認する。 入隅部の胴縁を留め付ける受材などの補強
2.7 鉄骨造サイディングの施工は鉄骨造においても、外壁通気構法を標準とする。通気層の確保は、協会各社で通気可能な金具留め工法が準備されているので、詳細はそれらの仕様を参照のこと。また、C形鋼に木胴縁を留め付けて、通気層を確保する方法もある。但し、木胴縁を使用した場合は防